サクセスストーリー |
2003年4月から2004年3月までの1年間、カルガリーで様々な事に挑戦され、現在は、高校教師として生徒からの信頼も厚い水口貴之さん。留学時代には、カルガリー大学のレスリング部に所属し、カナダでしか出来ない経験を沢山積まれた、ガッツある貴之さんのサクセスストーリー! |
水口貴之さんの経歴
1年間の留学中に勉強とレスリングを両立 → 日本帰国後、ビジネス起業(スポーツ留学斡旋会社) → 現在は、勉強とスポーツの楽しさを教える高校教師として活躍中!
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カナダ留学中 |
Q: |
カナダ留学を決めたきっかけは? |
A: |
レスリングを小学2年生から大学4年生まで15年間続けていました。大学4年の時、将来どうするのかを考えた際に、自分にとって何が向いているのかわかりませんでした。競技を通して、海外遠征したり外国の選手と出会ったりした時に、英語がしゃべれない事に凄く悔しい思いをした事もありました。今後どの業界に行くにしても一番を目指すだろうと思い、とにかく英語を勉強しなくてはとの思いで、1年間の留学を決意しました。 |
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Q: |
留学先をカルガリーに決めた理由は? |
A: |
英語圏のイギリス、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、カナダから選びました。イギリス・アメリカは物価が高い、ニュージーランド・オーストラリアはナマリがあるということで、カナダにしました。都市は何となく、大きな都市ではなく、英語に集中できるところで選びました。カルガリーオリンピックを聞いた事があったからってぐらいです(笑)。 |
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Q: |
留学中はどのような生活をされていましたか? |
A: |
最初の2ヶ月間は、ホームステイをしていました。ですので、同じステイ先の何人かのアジア人の生徒と一緒に食事をして、バスに乗ってダウンタウンの語学学校に通いました。3時ぐらいまで授業をして、それからステイ先に帰ってランニングして汗をかいたりするような生活でした。土日はダウンタウンの図書館で勉強したりもしていました。
しかし、それではだんだん物足りなくなり、ホームステイを出て語学学校が一緒の人とアパートを借りました。また、レスリングをするためにカルガリー大学に訪問もしました。英語をまだ話せなかったので、レスリング特有の耳を見せて、練習させてもらえるようになりました。
その後は、朝はチームメイトとコーヒーを飲みに行き、授業に行く、夕方は大学に練習に行くという生活をしていました。お金がだんだん無くなってきたときには、チームメイトやコーチが無料で数ヶ月ずつ住まわせてくれるようになりました。チームにも慣れ、チームと一緒に試合にも出してくれるようになりました。飛行機でトロントに行ったり、バスで15時間近くかけて行った事もありました。チームメイトがオリンピック選手で、彼のクリニック(技術指導)でエドモントン、サスカチュワンに同行した事もあります。
彼らと一緒にいて、英語を話す事で格段と英語力が伸びました。 |
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Q: |
留学中に積極的に挑戦された事などがあれば、教えて下さい。 |
A: |
- 絶対に英語を話さない事を守りました。
日本人のクラスメイトが日本語で話しかけてきてもすべて英語(カタコト)で返していたので、かなり変な奴だったと思います(笑)。
- 出来るだけカナダ人と一緒にいる時間を多くしました。
朝早くてもコーヒーに付き合ったり、朝練習のために大学行ったり(彼らは夜は早いけど、朝は5時ぐらいから行動し始めます…)、土日は彼らと過ごすようにしたりしていました。
- わからない事はすぐに聞く。
人に頼ったり、人に聞く事を恥ずかしがらずに出来るようになりました。逆に困った人がいれば助けてあげられるようにもなった気がします。
- 英英辞書を使う。
最初は和英で日本語で考え、英語に訳す頭でしたが、だんだんと日本語を見るよりも英語で意味の雰囲気がわかるようになり、日本語に訳すよりも英語の方がしっくりくるようになりました。英英の方がずっと英語を使えるので良いと思います。
- 英語を字幕なし、英語字幕ありと2回見るようにする。
1回目は字幕無しで見て、使えるな!と思った言い回しや、意味が分からない単語をメモしたりして見ます。2回目は字幕を見て、そのスピードの確認をしたり、意外とメモした単語がしっかり書けていたりしてうれしかったりします。それを自分の単語帳にしてました。
- メモ帳を持ち歩き、わからない事は常にメモする。
普段から、メモを取るようにしてました。意外と、街の中にはわからない単語や表現がたくさんあったりします。
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Q: |
留学中にやっておけば良かった事は? |
A: |
ん〜思いつきません...(笑) |
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日本ご帰国後 |
Q: |
留学後、どのようなお仕事や生活をされていますか? |
A: |
帰国後は、スポーツ留学斡旋業を起業し6年間経営をしていました。
留学時代、私の英語は語学学校で得た物よりも、チームメイトとの会話で得た方が多いと感じていました。それは、彼らと話す事でナチュラルな言い回し、スピード、間合いを学んだのだと思います。留学中に現地の人と深くつきあう事は簡単ではありません。しかしスポーツでは、一緒に汗をかき、練習をする事で簡単に友人関係になれます。 そして、日本のアスリートにも海外でスポーツを通じて英語を学ぶ機会を与えたいと思いました。日本のスポーツ選手は競技に没頭する時間が長いため、英語を勉強し話せる選手は多くありません。海外で活躍する為には英語は必須であり、話せればもっと日本人選手の国際舞台での活躍は広がります。
そして、トップレベルでなくてもスポーツを通じて友人関係を作りながら英語を学ぶ事が出来るという自身の経験も兼ねてスポーツ留学斡旋会社を立ち上げました。
立ち上げる事は簡単でしたが、webやパンフレット作成、営業に行く事などお金はかかります。ですので、バイトを2週間して1週間本業をするなど、お金を生み出すには本当に苦労しました。短期ではお金のやり繰りのめどが立たないことで、長期的なバイトに切り替えたりもしました。カナダ人パートナーがもう待てないという事で事業から引いた事や、新しい日本人パートナーにビジネスを教えていただいたり様々な勉強がありました。
最初は若かった事や営業を知らなかった事もあり、どこへ行っても相手にされませんでした。前回の営業で指摘された資料を改善し、次の営業へ。自分の名前の違う名刺を持って行った事もあります。でも、話せば良さを知ってもらえる自信はあったのでがんばれました。こだわりを持ち続けることは簡単ではなかったです。
5年が過ぎた頃には、ホームページからも営業に行く事でもお客さんを作る事が出来るようになりました。
その後、その会社はパートナーに譲り、私は縁あって母校に教員として戻る事になりました。そこで、これからは学生に世界をたくさん感じてほしいと思っています。 |
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Q: |
留学経験が現在の生活に活かされていると感じる時は? |
A: |
やはり、英語を使えることは一番大きいと思います。英語が使えれば意思疎通が出来ますし、ある程度は世界中どこへでも行けます。そのことで、何でも世界規模で考える事が出来るようになりました。そうなると、国や人種が気になるようになり、歴史や文化を調べてみたりします。その中から、新しい発見があったりして面白いです。 |
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Q: |
留学後、変わった事は? |
A: |
世界の国々の事を、距離を感じずに考える事ができるようになった事は本当に良かったと思います。また、人種や歴史が違っても同じ人間だという感覚、話せば何とかなるという感覚も大事だと思います。 |
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Q: |
帰国後も留学に関する事で続けている事は? |
A: |
なるべく英語を使う事、話す事を心がけています。 |
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サクセスカナダ留学センターについて |
Q: |
サクセスカナダを知ったきっかけは? |
A: |
思い出せないです…すみません。たしか、ふらっと入っただけのような気がします(笑)。 |
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Q: |
サクセスカナダを利用された感想は? |
A: |
北條さんが開業した当時からお世話になっています。後輩達もお世話になり、非常に信頼しています。いつもありがとうございます。 |
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Q: |
最後に、これから留学をされる方へ一言! |
A: |
出来れば留学資金は自分で貯めて行ってほしいと思います。私は大学まで親に学費を出してもらった後に留学をしたいと決めたので、費用は自分で出そうと思いました。3ヶ月間の不眠不休(ある程度は寝ましたが…)で土方の事務所に泊まり込んで100万円貯めました。自分で稼いだお金で行く事で、お金の使い方や、ありがたみが見えてくると思います。この留学期間にどこまで英語に集中しなければ行けないかも自覚できると思います。
留学は楽しい事ばかりではありません。異国で寂しくなった日本人同士が固まっているのも珍しくありません。でも、異国の異文化で学ぶ経験は本当に大きな意味があります。留学期間は無限ではないので、なぜここに来ているのかをよく考えて欲しいと思います。
また、このときに出来た友達は未だに深い友人関係にあります。その事も私の人生において財産になりました。ぜひとも、価値のある経験をしてきてほしいです。
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